目の前には夜景。右手に工業地帯と左はまばらなあかり。明日の退院を控え今日はぼーっと過ごしてしまいました。
今年5月オープンの病棟は、何もかもが新しい。食堂兼談話室(7F)からは夜景が見えます。病室からは逆の夜景も見れます。どっちもなかなかきれいです。
何故かネットにつながりまして、暇つぶしに日記です。
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火曜日に入院し、水曜日に拡張術を受けました。
大腸から小腸に入って1mくらいのところに、認められる狭窄(細い部分)があり、内視鏡でそこまで入っていって、バルーン、風船みたいなもので狭窄を広げるわけです。
狭窄部分が径5mm程度と細いので、
計画では段階的に拡げていく予定でした。今回は10mm(50%くらい)程度に。
しかし、いざ入れてみるとレミケード(最新の薬)のおかげか、何のおかげか既に10mmになってたのでした。
ということで100%まで拡げる事に。
助手さん達がストップウォッチを片手に2分間バルーンを拡げて、無事終了。
自分でも驚くくらいに腸が広くなったのでした。
破けることもなく、無事終わりましたよ。
一応、そこの部分から造影剤を入れて、向こう1mくらいを造影検査(レントゲン)。
それも問題ないとのこと。これで小腸下半分くらいはクリアーになったみたい。
術後の経過もまぁまぁ。
拡張術のおかげで腸の動きがにぶかったり、ガスと造影剤でお腹がはる痛みがあったけれども、
今日までには少しずつ落ち着いてきました。
それでも少し痛みあったりして、
もしかしたら、他のところに狭窄があるか、もしくは癒着(腸同士が外側でくっついてる)が起こってることもあるとのこと。
それは上からの小腸検査を行ってみないとわからないとのこと。
一難去ってまた一難、といったところかな。
けれども、一つの問題点は解決できたと言えるので"良し"ってなところです。
もちろん、今回拡げたところもまた縮まってくるから、再度拡張する必要もあります。(半年後か1年後)
少しずつ、少しずつ、です。
今はラコール(栄養剤)の一日の量を増やしているところで、今日は6パック。
明日の目標は8パックです。
で、明日午後には退院です。
おかげで来週すっかり暇です。誰か遊んで。
火曜日の外来診察で先生の許可がおりれば、少しずつ食事も再開できます。
まぁ、なんてことなさそうです。
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土日の病院というのは、検査も何もないので、静かだし、暇です。
だから何かをやる気にならないんだよね。
もうすぐ消灯。おやすみなさい〜〜。
2008年8月16日土曜日
内視鏡拡張術。
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- Daisuke Fujita
- 大学院生。クローン病。