2008年8月16日土曜日

内視鏡拡張術。


目の前には夜景。右手に工業地帯と左はまばらなあかり。明日の退院を控え今日はぼーっと過ごしてしまいました。

今年5月オープンの病棟は、何もかもが新しい。食堂兼談話室(7F)からは夜景が見えます。病室からは逆の夜景も見れます。どっちもなかなかきれいです。

何故かネットにつながりまして、暇つぶしに日記です。

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火曜日に入院し、水曜日に拡張術を受けました。

大腸から小腸に入って1mくらいのところに、認められる狭窄(細い部分)があり、内視鏡でそこまで入っていって、バルーン、風船みたいなもので狭窄を広げるわけです。

狭窄部分が径5mm程度と細いので、

計画では段階的に拡げていく予定でした。今回は10mm(50%くらい)程度に。

しかし、いざ入れてみるとレミケード(最新の薬)のおかげか、何のおかげか既に10mmになってたのでした。

ということで100%まで拡げる事に。

助手さん達がストップウォッチを片手に2分間バルーンを拡げて、無事終了。

自分でも驚くくらいに腸が広くなったのでした。

破けることもなく、無事終わりましたよ。

一応、そこの部分から造影剤を入れて、向こう1mくらいを造影検査(レントゲン)。

それも問題ないとのこと。これで小腸下半分くらいはクリアーになったみたい。


術後の経過もまぁまぁ。

拡張術のおかげで腸の動きがにぶかったり、ガスと造影剤でお腹がはる痛みがあったけれども、

今日までには少しずつ落ち着いてきました。

それでも少し痛みあったりして、

もしかしたら、他のところに狭窄があるか、もしくは癒着(腸同士が外側でくっついてる)が起こってることもあるとのこと。

それは上からの小腸検査を行ってみないとわからないとのこと。


一難去ってまた一難、といったところかな。

けれども、一つの問題点は解決できたと言えるので"良し"ってなところです。

もちろん、今回拡げたところもまた縮まってくるから、再度拡張する必要もあります。(半年後か1年後)

少しずつ、少しずつ、です。



今はラコール(栄養剤)の一日の量を増やしているところで、今日は6パック。

明日の目標は8パックです。

で、明日午後には退院です。

おかげで来週すっかり暇です。誰か遊んで。

火曜日の外来診察で先生の許可がおりれば、少しずつ食事も再開できます。

まぁ、なんてことなさそうです。




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土日の病院というのは、検査も何もないので、静かだし、暇です。

だから何かをやる気にならないんだよね。

もうすぐ消灯。おやすみなさい〜〜。

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大学院生。クローン病。